なつかしい、あたらしい、香月
- 2019.05.02
- のむ
最近、日本文化を売り出そう、海外に紹介しようとする中で、
ラーメンは日本食、和食とするという主張もあると聞く。
いやいや、明確に「中華そば」と言うではないか。
我が幼少の頃からのバイブルであり生き方の指針である
「キン肉マン」の登場人物ラーメンマンは、中国代表と記憶している。
よって、わたし自身はラーメンを日本発祥の食べ物という気もないし
日本食・和食だというのも気がひける。
そもそも、昔ラーメン専門店は今に比べて少なかったのです。
そんな中、ラーメン専門店として恵比寿にお店がありました。
美味しかった記憶があるし、行列ができていた気がします。
しかし、ある時にそのお店は閉店してしまい、今は恵比寿にはない。
そんなお店の名前を掲げるお店が大崎広小路の近くにありました。
かつては、カウンターの後ろで、順番に待っているお客がいて
注文受ける店員が、お客のメニューをメモに取らずに暗記していて
びっくりしたように思います。記憶違いだったら申し訳ないが。
大きな器。見た目は醤油。
食べてみたら肉々しい濃厚な味がしっかりとしたスープ。
こんな味でしたっけ。覚えていないものです。
もちろん美味しゅうございます。
味について、これでなきゃ、というつもりはありません。
覚えていないんですもの。ただ過去の美味しかった思い出と
今、改めて食べたら美味しかったということでいいのでは。
伝統もあるでしょうが、新しくしても構いません。
久し振りに、音信不通になっていた憧れの先輩にお会いしたようなものでしょうか。
会えることが喜びなこともあるものです。
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